誕生石は、生まれた月にちなんだ宝石であり、身につけることで幸運を呼び込むとされています。その起源は古く、旧約聖書や新約聖書に登場する宝石に由来するとも言われています。

現在、一般的に知られている誕生石は、1912年にアメリカの宝石業界によって定められたものが基礎となっています。その後、国や地域によって異なる誕生石が加えられ、2021年には日本でも誕生石の改訂が行われました。

誕生石は、単に美しい装飾品というだけでなく、それぞれに意味やパワーが込められています。例えば、1月の誕生石であるガーネットは「真実・友愛・忠実」を象徴し、2月の誕生石アメジストは「誠実・心の平和」を象徴するとされています。

自分の誕生石を身につけることで、その宝石が持つパワーを得られると考えられています。また、誕生石はプレゼントとしても人気があり、大切な人への贈り物として選ばれることも少なくありません。

以下に、一般的な誕生石と、その宝石が持つ意味をまとめました。

• 1月：ガーネット（真実、友愛、忠実）
• 2月：アメジスト（誠実、心の平和）
• 3月：アクアマリン（勇敢、聡明）
• 4月：ダイヤモンド（永遠の絆、純潔）
• 5月：エメラルド（幸運、幸福）
• 6月：パール（健康、長寿）
• 7月：ルビー（情熱、勝利）
• 8月：ペリドット（夫婦愛、平和）
• 9月：サファイア（慈愛、誠実）
• 10月：オパール（希望、無邪気）
• 11月：トパーズ（友情、希望）
• 12月：ターコイズ（成功、繁栄）